Cèdre Figalia
鮮烈なグリーンとミルキーなフィグ
バジル、ほうれん草といった野菜系の香料や、イチジクの葉といった要素の見事なコンビネーションで昇華し、吹きかけた瞬間には葉っぱをちぎった時のような鮮烈なグリーンを感じることが出来ます。
イメージにもある今回のメインノートであるフィグは、乳白色をイメージするようなミルキーな仕上がりに。
名前にも入っているCèdre = シダーウッドは、エレガントで繊細なヴァージニアシダー、新鮮さと生き生きとしたノートのアラスカシダー、温かみがあり包み込むようなオーラのアトラスシダーという、アメリカ南部の森林に由来する三種類のシダーウッドのエッセンスを吟味。
最後はフィグとウッドの甘さが引き立ち、優しく消えていきていく、そんなイメージを感じます。
Cèdre Figalia(セードルフィガリア)は決して派手に主張することはなく、ミニマルで芯のある香りだと思います。
ATELIER MATERI(アトリエマテリ)というブランド名は、「atelier = 工房」と北西フランスのブルターニュ地方のブルトン語で「matière = 素材 」という意味の単語の組み合わせから。
素材にこだわるブランドとして、伝統的な香料から珍しい香料まで、厳選されたサステナブルな天然香料を使用。
自然なエレガンスと大胆なコントラストを表現した作品を送り出すべく、調香師は丁寧に選ばれたマテリアルを用いて、丹精込めて香りを重ね合わせていくのです。
ディープブルーが印象的なボトルは、“Less is More(少ない方が豊かである)”という考え方からインスピレーションを受けたデザイン。
現代建築の象徴的素材であるコンクリートを用いたボトルキャップにはゴールドの筆跡があしらわれ、職人の手仕事を感じることが出来ます。
ボトルにはATELIER MATERIのメゾンロゴが刻印され、メゾンの美学と細部への拘り、職人への敬意を表現し、パッケージはサステイナブルな木材を原料とした紙が使われています。
香水ボトルに必須な「スプレー」部分、アトリエマテリはそんな「スプレー」にも拘っています。
噴霧の細かいスプレーは香水を肌に乗せた時にも満遍なくムラにならずに肌に乗せることが出来ます。
香り立ちの美しさも含めて細部まで妥協せず、上質な素材を最高な状態で堪能してもらいたいというブランドの拘りです。
一般的なトレンドやマーケットカレンダーのスケジュールから距離を取り、自分達ペースで自らが信じるクリエイティビティを追求。
それにより真に製品の品質に妥協することなく作品に専念することが出来ます。
関わる人々や環境全てに対して敬意を持ち、「Slow Luxury (スロー ラグジュアリー)」を哲学として掲げて持続可能なコレクションを展開しています。
EAU DE PARFUM
厳選された素材と職人の手仕事を感じられる作品達。
「香りの美しさ」を体感できるコレクション。