Saiのオンラインを開始して以来、先日のDseconDの受注の際も含めて着用モデルはいつもと同じくRolloにお願いしてブランド公式のルックとはまた違ったスタイリングを組んで撮影していましたが、いかがでしたでしょうか?
いかがでしたでしょうか?と問いかけておきながら、今回は「そもそもRolloって誰やねん」というところを本題として、彼についてここで改めて紹介したいと思います。
Rollo (ロロ)は、本業がミュージシャンであり、自ら演奏をしながらも、サイケデリックバンドの幾何学模様や彼らのレーベルであるGuruguru Brain傘下のバンド達のプロデュースやミックスなどを手掛けていたり、時にはSuperflyのバックとしてMステでギターを演奏したりもしています。
Saiの着用動画の音楽も彼が作ってくれたものだったりするのですが、私がYouTubeで公開しているドキュメンタリー映像のオープニングやエンディングの曲を作ってもらっていたり、東京のポップアップにお越しいただいた皆様は会場でスタッフとして立っていた彼とお話しされた方もいらっしゃるかと思います。
彼は普段から私服でもDseconDのアイテムを多く愛用していて、Mステ出演時にもシレっとDseconDを着用していたりするくらいなので、会場では皆様に自然とブランドの魅力を伝えてくれたのではないでしょうか。
さて、すでにご覧いただいた方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなRolloの音源をSaiでも取り扱い開始致しました。
現在の取り扱いは彼が16年前に出したデビューアルバムである、Pinholeというアルバムで、12インチLPとMP3、WAVデータダウンロードの3種類となります。
アシッドフォーク、インダストリアル、ノイズ、サイケデリックのような、ジャンルを横断した、良い意味で掴みどころのない雰囲気。
正直私は音楽に関しては無知で、聞いてカッコいいかどうかくらいしか分からないのですが、彼の演奏やサウンドメイキングはそういった界隈ではとても評価が高いようで、彼の知人のYouTubeチャンネルにゲスト出演した際にはコメント欄の反応もとても良いのが嬉しいですね。
世の中的な知名度でいえば有名とは言い難いのだと思いますが、知られていないだけで才能に溢れる人は沢山いて、最終的な創作物としてのアウトプットが服なのか、音なのか、そういった違いなだけなんだと私は思っています。
そういった知られざる才能を知ってもらうきっかけとなれればという想いでSaiを運営している部分はかなりのウェイトを占めているので、服や香水だけに限らず、私独自の評価軸を持ってかっこいいと思う人や作品をこれからも紹介していけたらと思います。
先日ご紹介した冥丁さんのTenkaも含めですが、もちろん今の時代にわざわざCDやLPを買うということをせずともApple MusicやSpotifyなどのストリーミングで聴くことが出来ます。
しかし敢えてCDやLPという質量のあるものとして所有し、音を味わうというのもまた音楽好きの方ならば理解出来る方も多いのではないでしょうか。
音楽を扱うお店で視聴が出来るのと同様に、こちらでもストリーミングを貼っておきますので一度ご視聴いただき、ご自身の判断でカッコいいと思っていただけた際にはぜひLPやデータ版のご検討もいただけたら嬉しいです。