Peau de Bête
馬の汗のような野生的な獣の肌の香り
アニマリックなレザーとウッドが織りなす、とても強く野生み溢れる獣の香り、ポー ドゥ ベット。
この手の香りは特に好き嫌いが顕著に出る香りで「この香りは果たして良い香りと素直にいうことが出来るのだろうか?」と頭を悩ませる、もしくは眉間に皺を寄せ鼻を瞬時に遠ざけたくなるような人も多いのではないかと想像します。
しかし肌に乗せ小一時間も経過した頃には、この肉感的な獣の肌の香りが自らの体臭と溶け合い始めるような感覚を覚え、手首に鼻を近づけ何度も香りを確かめているような、そんな癖になる香りでもあるのです。
リキッドイマジネールではホースレザーの香りとしてヴュヴェールドゥヴァンという香りがありますが、ヴュヴェールドゥヴァント比べるとポードゥベットはよりリアルなレザーやスモーキーなウイスキー樽のような重いウッドを感じることが出来ます。
この野生味溢れる馬を乗りこなして頂きたいなと思います。
Les Eaux de Peau
五感の中で最もプリミティブで獣的な感覚。
動物の中でも飛び抜けて優秀であり
生き残るための本能だった人間の嗅覚。
神話に現れる人と交わる獣。
獣に変身する人間の肌に真珠のごとく滴る液体の物語。
その神秘的な液体を現代に甦らせました。