Vermeer
試着可能アイテムについて
衣料品の一部作品については実際にお試しいただいた上でお楽しみいただけるよう、ご注文商品のお届け後に試着し、その後返品またはサイズ交換可能としております。
以下の内容をご理解いただいた上でご利用いただけますようお願い申し上げます。
試着・返品
手順
- 通常のご注文通りに試着希望の商品をカートに追加。
-
カート内の備考欄に【試着希望】と記載の上で、チェックアウトへ進み、注文を確定。
- お荷物到着後に室内にてご試着ください。
- 試着後に返品をご希望の場合、お荷物到着後3日以内にメール(email.loungesai@gmail.com)にて返品のご連絡をお願いいたします。
返品連絡なしでの返送は受付しかねますので、必ず一度ご連絡をお願いいたします。
- タグやパッケージ、その他付属の商品も含め、お届け時と同じ状態にしてメールで指定した返送先へご返送ください。(返送時の送料はお客様負担とさせていただいておりますのでご了承ください。)
- 返品いただいた後に商品に過度な使用形跡や汚れ、傷などがなく付属品が完備されている状態であることを確認出来次第、返金またはサイズ交換手続きを取らせていただきます。
条件
-
受注生産品は試着不可としてオーダー後の返品、キャンセルは不可となります。
-
試着サービスは日本国内のみでの対応となります。
- 使用感が認めらるケースや付属品の紛失がある場合には返金、交換は不可とさせていただきますので、作品は大切に扱っていただきますようお願い申し上げます。
- 試着での返品、交換は一部衣類品に限り実施し、試着可能の表示のない作品やフレグランスなど別カテゴリーのの商品は返金ポリシーに則り返品、交換は不可となります。
サイズ直しのご依頼
お洋服を試着後、サイズが合わなかった際にはサイズ直しをご依頼いただくことも可能です。
例えば袖丈が長い場合などはお直しで丈詰めを行うことで、ご自身に合ったサイズで気持ちよく作品をご着用いただけるようになります。
既製品のサイズ展開がお客様全員の体型に合うことは難しいため、ご試着時にはサイズ直しのオプションも念頭に入れてご検討いただけると、作品をより一層お楽しみいただけるかと思います。
サイズ直しの詳細は以下リンク先よりご確認ください。
お問合せ先
ご不明な点やご相談はメールにてお問い合わせください。
- Cotton 55%, Wool 45%
- Hand-deyed in Black.
- Hand-dyed Cotton 100% Lining
- Horn buttons / YKK Brass Zipper / Brass Belt Buckle
Handmade in Japan
Vermeer
一から制作を依頼して出来上がった細身でハイウエストのクロップド丈トラウザー作品。
夏にリリースしたBaroque Shortsがあまりにも良かったため、その意匠を汲みながら作っていただいた完全別注モデルです。
バロック期を代表する画家、Vermeer (フェルメール)より命名され、元々ネイビーの生地を染めたブラックとライニングコントラストに、真鍮のゴールドが美しいアクセントとなった作品となっています。
今回、Guidi Roselliniのアンクルブーツと合わせるクロップド丈で細身なパンツが欲しかったという超個人的な理由が、このパンツの制作を依頼したきっかけ。
気づけばもう何年も細身のパンツを履いてこなかったこともあり、制作にあたっては直感的にワイドよりも細めのパンツが思い浮かびました。
とは言ってもこれまでのスタイルを大幅に変更するわけでもないので、あくまでも今のスタイルを広げてくれるアイテムとしての落とし所を模索。
パターンを変え、生地を変え、何度かサンプルを作りながら行き着いたのが今回の作品となります。
コットンウールのネイビー生地をブラックに二度染めし、若干の青みダークネイビーさと良い染めムラ、そして染めの過程で水通ししたことによるシュリンクも加わり生地の雰囲気は抜群。
生成りに染めたコットンライニングは表地に劣ることなく、カラー対比が美しい仕上げに。
細いと言っても吸い付くようなスキニーではありませんが、私にとってはこれでもかなり新鮮。
ウエストにベルトループはなく、代わりにBaroque Shortsと同様の真鍮バックル付きのアジャスターを左右に配置、2cm刻みで調節穴によって絞って着用することが可能に。
ウエストを絞っても絞らなくても全体に綺麗な形が出るよう、ヒップから腿にかけて削り、綺麗な細さが出るように設計してくださっているようです。
長めにとった股上は、腰で落として着用するとドロップクロッチのような雰囲気。
それはそれとして、ハイウエストで着用することスラっと脚長に、加えてクロップド丈が強調されてブーツとの相性は最高。
まさに私がRuggeroとやりたかったのはこの合わせ方ですが、春や秋には短靴で足元を見せるのも良いですね。
カットオフ仕様の裾には裏に当て布をしてほつれ止めを施してあります、しかも全て手縫いで。
両玉縁のポケットたちに、毎度綺麗過ぎる手縫いのボタンホールやベルト穴、そして表地、ライニング共に手染めなど、相変わらず細部への手間のかけ方が職人的で、単純なシングルプリーツトラウザーに収まることのない味を感じ取ることが出るはず。
生地は表地も裏地も厚過ぎず薄過ぎずで、シーズン的には夏以外の3シーズンで着用可能だと思います。
流石に一桁前半くらいの気温になてくると厳しいですが、ライニングが入っていることもあり東京の冬程度の気温であればブーツと合わせることで意外と着用可能だったので私は12月から2月までの期間もかなり着用していました。
染めの時点で既に何度も水通しして生地が縮んでだ状態で制作しているため、洗ってもここから大きく縮むことはないはずです。
そのため洗濯機のおしゃれ着洗い的なモードで洗濯すれば問題はないかと思いますが、洗濯時には若干色落ちする可能性があるため、最初は単品での洗濯がいいかもしれません。(乾燥機は不可なのと、タグには「Dryclean or hand wash」の記載があるのであくまでも自己責任で。)
お客様の中には私のように普段あまり細めのパンツを履いていない方も少なくないように思いますが、今回の作品はどう写りましたでしょうか。
普段から細身のパンツに慣れている方はもちろん、私のように新鮮に感じられた方にこそ是非チャレンジしていただきたい作品です。
