天花 (TENKA)
"Lost Japanese Mood(失われた日本のムード)"という解釈で世界のエレクトロニック〜アンビエントシーンで独自の世界観と地位を築いた「冥丁(MEITEI)」の課外活動という位置付けで、テーマやストーリー性に捉われず音楽制作をすることを目的とし開始された別名義プロジェクト「天花(Tenka)」。
リリース第一弾は2019年、冥丁名義では小町をリリースしていた頃に既に完成していた作品達で、100枚限定でリリースされたCDにはベルリン在住の調香師Ryoko氏とのコラボレーションによる水分補給をコンセプトに制作した香りのエッセンシャルオイルが付属する特別仕様。
更にLounge Saiの取扱分の10セットは全てCDパッケージの内側に冥丁本人の直筆サイン入りの特別限定仕様にて販売。

水分補給は僕の趣味のような作品です
「冥丁」というブランド力やイメージが加速度的に膨れ上がるにつれ、制作物へ縛りが課されていく感覚。
そこに対する意識を完全に失くした状態での、日常の記録としての音の蓄積。
アーティストである前に、一人の人間としての最も純粋で、あるがままに音を表現する手段こそが、この「天花」であり、敢えて「冥丁」と別名義で活動をするに至った理由なのではないかと思います。
音を通じて自分自身であろうとする一人の人間の軌跡を追体験してみてください。

オイルの香りはヒバ、モミの木、シダーウッド、松、そしてフレッシュバジルにジュニパーベリー(針葉樹の実)などのオイルを調香し、澄んだ川が流れる針葉林の瑞々しく清涼感のある空気をそのまま閉じ込め凝縮したようなスーッとした香り。
まさに水分補給という本作の音に呼応する、感覚で体験するパッケージとなってる。

大阪府出身、ベルリン在住。
五感を通して身体と心を繋ぐ「RYOKO senses salon」を主宰。
リメディアルマッサージ&ビューティーセラピスト、調香師、ショップオーナーとして活動している。
Tenka(天花)
日本の文化や音の物語と印象を「Lost Japanese Mood(失日本)」という独自の世界観、アンビエントのジャンルで独自の地位を築いた冥丁(Meitei)の、課外活動を行うニューラインとして別名義で立ち上げた天花(Tenka)。
天花ではテーマやストーリー性、観客の期待に囚われずに活動することを目的とし、作者の経験とリスナー自身の感覚をより深く結びつけられるようにデザインされた作品を生み出している。
