Dead Air
不気味なモノクロのファンタジー
「爽やかな潮風から暗闇の深海、奔放に生い茂る植物達と束ねられた木々の感触」というテーマのDead Air(デッドエアー)。
名前と黒いボトルキャップから想像するような毒々しい香りではなく、木々の周りに乱れ咲く花々と海を連想するような潮の香りは、母なる大地の深さを表すかのような複雑性に富んだ香りだと思います。
ポップアップ店頭では「カッコイイ香り」と表現されるお客様がとても多かったのが印象的でした。
.Oddityのラインナップでは最も癖があり難しい香りと感じる方も多いのかもしれませんが、個人的にはその俗に言う「癖 = 何か引っかかる」と感じる要素のある香りほど、時間の経過と共に恋しく忘れられなくなる香りでもあると思います。
試すときっと好きになる、モノは試しということで是非一度試してみてもらいたい香りです。
唯一無二のアートピース
廃材のアップサイクルに着目し木炭をエポキシ樹脂でカプセル化。
手作業の削り出しにて制作されるボトルキャップは、表情が異なる完全なる一点物。
それぞれのボトルには手書きのシリアルナンバー入り証明書が付属する。
Mark Buxton
イギリス人調香師のマークバクストンは、これまでにメゾンブランドからニッチフレグランスまで数多の香りの芸術作品を世に生み出してきたレジェンド。
自らの名前を冠したブランドの運営、そしてパリのニッチフレグランス専門店である「NOSE」の共同出資者として名を連ねるなど、香りの第一人者として確固たる地位を確立している。
.Oddity Collection
全三種の香りコレクション