香水の祭典、サロンドパルファンが明日19日から伊勢丹で開催されますね。
コロナ禍により今回が三年ぶりの開催に沸く今回のサロンドパルファンですが、Lounge Saiでもお取り扱いをさせていただいているニッチフレグランスレーベル、Liquides Imaginaires(リキッドイマジネール)も出店しています。
というわけで私は一足お先に本日18日のプレスプレビューにお邪魔させて頂きました。
6階催事場の②番ブースにてリキッドイマジネールの全ラインナップがお試し頂けますので、行く予定のある方は是非立ち寄ってみてください。
ニッチフレグランスからラグジュアリーブランドの香水までズラーっと並んでいる圧巻のラインアップ。
それぞれのブランドが新作を出したり、ブランドのディレクターや調香師が海外から来訪してブースで接客していたり、購入特典を用意していたりと今回のイベントに合わせて様々な準備がされていました。
リキッドイマジネールはというとLIQUIDEという新しい香りが世界に先駆けて販売開始されました。
このLIQUIDEという香り、リキッドイマジネールのファンの方であれば「あれ?」と思った方もいらっしゃるのではないかと思います。
それもそのはず。
こちらのボトル。
こちらの香りは2020年に世界限定925本限定で販売されたLIQUIDE Limited Edition 2020というシルバーのボトル。
Lounge Saiのお客様でもポップアップ時に試されたりご購入いただいた方もいらっしゃっいました。
本来香りはないであろう「銀」の香りをコンセプトに、ひんやりと冷たく鋭い香りで、シルバージュエリーなどに使われるシルバー925から、ボトルの本数も925本限定の販売となりました。(現在は完売しています)
そして今回のサロパに合わせて先行リリースされたのがゴールドのパッケージでのLIQUIDE Limited Edition 2022、全世界999本限定のボトル。
名前が同じなのでパッケージだけ変えて香りは2020年バージョンと同じなのかと思いきや、パッケージだけでなく香りも違います。
今回の香りはシルバーのLIQUIDEと打って変わって、マンダリンが芳るフルーティで素直にいい香りというのが第一印象でした。
リキッドイマジネールをご存知の方、ご愛用いただいている方は賛同してくださる方も多いかと思うのですが、このブランドはどこかしら癖があるような香りが多く「素直に良い香り」という香りは逆に珍しいのではないでしょうか。
その後、実際に肌乗せして時間が経つと、そのフルーティさも和らぎ残りつつも、水のような香りへと変化していくように感じました。
シルバーのボトルで描かれた香りを持たないシルバーの香りを再現することに近く、水というのもまた香りがあってないような存在だと思うのですが、フルーティでジューシー(私の感覚だと南国を感じるようなイメージ)な香りから、香りのある無香の世界を表現した、ただの良い香りでは終わらないリキッドイマジネールらしいコンセプチュアルな一本。
最終的にはそんな感想を持ちました。
先にも触れましたが今回のLIQUIDEは999本限定。
今回のゴールドもこちらのLounge Saiのオンラインでも取り扱わせて頂きます。
入荷はサロパが終わった後くらいでしょうか。
恐らく10月末から11月頭くらいにはオンラインでのムエット取り寄せを含めた販売準備が整うはずなので、販売開始時にはまた改めてアナウンスさせて頂きます。
サロパの話に戻ると、リキッドイマジネールの他にも沢山の香水と出会える機会でもあります。
普段から個人的に仲良くさせていただいているセレクトショップ、Context Tokyoで取り扱いのあるçanoma(サノマ)も充実のラインナップに加えçanomaクリエーターの渡辺さんや、調香師であるJean-Michel Duriezも特別来日され店頭に立っていたりするので、興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
餅は餅屋ということで、香水屋の作る香水「ニッチフレグランス」というジャンルが日本でももっと認知され盛り上がれば良いなと思います。
Lounge Saiのオンラインでは近日中にこのLIQUIDEとはまた別の魅力的な香り達が入荷しますので、そちらも合わせてお楽しみにお待ちください。